京の潜り門 宮崎市芳士

棟梁 ( 2011年10月 3日 00:58 )
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板塀が建ちましたので紹介します。建て込むのは簡単そうで意外に大変でした。
潜り門は作業場で製作して建て込みました。塀は現場施工です。
右の写真は塀の屋根です。屋根は板が瓦の役割をします
屋根板は立て張りなので継ぎ手は目板を打ち,水の浸入を防ぎます。
全てヒノキ材ですが塀の屋根だけは、真木の木を採用しました。
真木の木は油分が多く木材の諺で
『カヤは限りなく,真木は万年長持ちす』
とも言われるほどの名木です。
古民家の出窓によく目板打ち屋根が使われています。
今回は目板の下にコーキングを入れ水の浸入を防ぐ事にしました。

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