自然素材の考察 漆喰  

抹茶 ( 2012年1月19日 22:42 )

今静かなブームのしっくい壁

漆喰とは

日本は総じて高温多湿の気候風土です。
その環境下で,健康で快適な住まい造りに貢献してきたものの一つにしっくい壁があります。

どんな処で

お城や豪商の邸宅,普及した後では民家の壁にも広く使われてきました。
海外でも,ピラミッド,地中海のカサブランカなどの建造物にも用いられています。
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成分

しっくい壁は消石灰を主成分とした,練った材料で出来ています。
  • まずひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えます。
  • 必要であれば,海草糊などを混ぜることにより色をつける事もあります。
このように補強・着色に食物として可能なものを使用していますので大変健康的安全な自然素材となっています。
また,消石灰は気硬性(自然に固まる性質)を持つので,しっくい壁は年毎に硬度が増して行きます。 それで
  • 経年劣化が非常に少ない
  • 固形材を必要としない
  • シックハウス等を起こさず安全である
といった特長を上げることが出来ます。
「消石灰」は,珊瑚などの化石である石灰石を高温で焼成し(この状態を生石灰と言う)皿に水を加えて作ります。
結果として
  • 耐火性がある
  • 耐水性がある
  • 静電気が置きにくいので汚れにくい
と言った特性を発揮します。
他にも
  • 強アルカリ性なのでカビが生えにくい
  • 孔質なので,結露防止性能や吸着性能がある
という貴重な性質が在ります。

珪藻土と比べて,優れている点として
  • 安価である
  • 扱いが比較的容易である
ことが上げられ,今静かなブームとなっています。

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