京の潜り門 総集編 宮崎市大字芳士

抹茶 ( 2011年11月 2日 12:54 )

完成しました

潜り門が完成しましたので,これまでの経過を纏めてお伝えします。
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内側から

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元の様子

もとはご覧のように石垣と垣根でしたが,垣根を取り払い土台の上に 潜り門と堀を設けることにしました コンクリートに墨を混ぜ色あせの少ない落ち着いた土台を作りました。
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材料

ケヤキの丸太を屋根を支える母屋と棟に使いました。 潜り門の材料は『カヤは限りなく,真木は万年長持ちす』 と言われる真木を用いました。 潜り門は作業場で製作して建て込みました。塀は現場施工です。
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基礎周り

潜り門の屋根と塀の土台水切りに銅板を使用しました。 本格的な和風の家には銅板は、欠かせません。 土台水切りは、計画外でしたが20年先のことを考えると水切りを入れる事で土台を直接濡らさないので防腐効果が上がります。
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屋根

屋根は木材が瓦の役目をします、細い板は屋根板の継ぎ目に成ります、又水の浸入を防ぐと同時に瓦のイメージを出してます。
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完成

黒竹で井の字に欄間を入れました。 屋根は木の特徴を生かす事で簡単に木が腐らない事を知って頂けたらとの思いで木の屋根にしました。 扉には透かしを入れる事で人の目や心を受け入れ柔かさを引き出すと考えました。
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今週末(2011/11/5,6)には金井工務店本宅の展示会が開かれますので実際に見て頂ければ嬉しく思います。

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